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国内添乗員によるツアーの下見報告や添乗の日記をご紹介します。 |
太平ツアー添乗員が順番に担当します。
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毎月1日と15日頃に更新しますのでお楽しみに!
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2011年5月〜8月 |
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【8月16日更新】 |
太平ツアー 「青森ねぶた祭り&五所川原立佞武多 2泊3日」 添乗報告 |
太田 真梨子 |
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8月4日から2泊3日で『青森ねぶた祭り&五所川原立佞武多』のツアーの添乗に行ってきました。毎年人気の青森ねぶた祭りですが、今年はなんと総勢54名のお客様が参加して下さり、バス2台での運行となりました。たくさんのお申込ありがとうございました!私は2号車に乗って、16名のお客様と一緒に3日間過ごしました。
まず、最初に見たのは青森県五所川原市で行われる『立佞武多祭り』です。東京を朝7時頃出発して、現地に到着したのは夕方の5時半頃(途中休憩5回)。さすがに青森は遠いです…。立佞武多は高さが20m以上もある巨大ねぷたが、「ヤッテマレ ヤッテマレ!」のかけ声と共に夜の市内を練り歩く様子はまさに圧巻!当日はお祭り初日だったということもあり、開会の挨拶では同市出身の「吉 幾三」がこの祭りのテーマ曲でもある『立佞武多』を熱唱し、さらに歌いながらねぷたの運行を先導するというパフォーマンスが見られました。さすがに迫力ある歌と声量!心に響きました。
そして一番のメインである『青森ねぶた祭り』は、とにかく格好良かったです!夜の闇の中を、赤や橙色に灯された大迫力の20台のねぶたが、何百人もの跳人やお囃子隊と一緒に「ラッセーラー ラッセーラー」のかけ声で運行されます。桟敷席も道のすぐ目の前だった事もあり、大迫力のねぶたの運行にみなさん大興奮でした。お祭りに参加している人達の熱気が凄く伝わってきて、見ている側も熱くなります。私も初めて見ましたが、想像以上の迫力と賑やかさに、すっかり心奪われてしまいました。ツアーに参加されたお客様の中には、ねぶた祭りを見るのは7回目という方もいて、確かに何度も見に来たくなるお祭りだなと納得しました。「見てみたいけど、行くには遠いな…」と思っておられる方も、そんなこと心配せずに是非見に行ってください!絶対行って良かったと思って頂けることでしょう!
他にも、海岸線沿いを走る五能線「リゾートしらかみ号」に乗ったり、白神山地の十二湖を散策したり、世界遺産に登録された平泉の中尊寺にも行きました。中尊寺はものすごい人の数でした…(汗) 旅行中は天気にも恵まれ、快適な青森・秋田・岩手を巡る旅となりました。ご参加して下さった皆様、どうも有り難うございました!また来年もお待ちしております!まだ「ねぶた祭り」を見たことない方も是非、一度は見に行ってみて下さい!
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五所川原の立ちねぷた。
こんなに背が高いんです!
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 左の立ちねぷた「マタギ」の
顔アップです。かっこいい!

白神山地の12湖のひとつ「青池」
ほんとうに青く美しく澄んでいました。
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「これがねぶた祭りだぁぁ〜!!」と言わんばかりの大迫力!!!
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【7月12日更新】
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太平ツアー 「北陸・能登半島ぐるっと一周 2泊3日」 添乗報告
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北田 達章 |
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いつもご参加頂き有り難うございます。先月、2泊3日で北陸の能登半島に行ってきました。今回は34名のお客様にご参加頂きました。
1日目は「プロが選ぶ日本のホテル旅館100選」で31年連続総合1位に輝く和倉温泉『加賀屋』に泊まりました。日本一の旅館『加賀屋』をじっくり堪能して頂こうと、東京から出発したあと寄り道せずに直行、チェックインの15時に宿入りしました。バスが到着すると、大勢の仲居さん達が玄関前で出迎えて下さったり、荷物も全て客室係が運んで下さったりと、到着直後からさすが日本一の旅館!と思いました。 館内は能登本陣・能登客殿・能登渚亭・そして最高ランクの雪月花と客室だけでも4つの建物が連なっており添乗員の私も何度も道に迷ってしまうくらい本当に広い建物でした。装飾も煌びやかで骨董品もたくさん置かれ(まるで美術館のようでした)、本当に旅館なの?と思ってしまうくらいでした。そして今回は加賀屋さんの計らいで、予定していた客室ではなく・・・なんと最高ランクの雪月花を用意して頂きました。今回ご参加されたお客様は本当にラッキー!!お客様にお部屋を覗かせて頂いたのですが、1つの客室に約4つのお部屋があり、大きなお屋敷に宿泊しているような豪勢な気分になりました。一泊でしたがさすが日本一の旅館というところが随所にあり驚きと共に私自身とても勉強になりました。
2日目は、ローカル線の「のと鉄道」に乗車しました。和倉温泉駅から終点の穴水駅まで約40分間乗車しましたが、海や山、田園風景などが車窓から見え田舎の懐かしい景色を見ることが出来ました。穴水駅に着くと朝から降っていた雨も止み、能登最北端の禄剛崎では日本海がキレイに見えました。昼食は能登郷土料理の『いしる鍋』に舌鼓、總持寺祖院ではお坊さんが面白おかしく案内して下さいました。
そして最終日は、日本三大朝市の輪島の朝市を散策しました。朝から風が強かったせいか、いつもより少ない数でしたが、それでも約200店舗のお店が出ていました。朝市はとても賑わっており、新鮮な魚や野菜、輪島塗の飾り物など色々な物が売られていました。少し雨が降る中でしたが、最後には縁結びの神として人気の神社・気多大社を参拝し東京に戻って来ました。
3日間スッキリしない天気の中、最終日は悪天候で遊覧船が欠航になったりと少し残念な結果になってしまいましたが、日本一の旅館の加賀屋に泊まったり個人ではなかなか一周できない能登半島をバスや電車でまわる事が出来ました。今回ご参加下さった34名様、本当に有り難うございました。
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日本三大朝市!
朝からにぎわってます!
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ローカル線のと鉄道!
かっこいい!
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日本一の旅館「加賀屋」です!
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美しい日本海!
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禄剛崎です!
日本海が綺麗にみえます。
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總持寺です。
やっぱり迫力があります。
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【7月11日更新】
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太平ツアー 「佐渡島2泊3日」 添乗報告
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長濱 生三 |
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5月31日から6月2日の二泊三日で、佐渡島の添乗に行ってきました。 初日は新潟港から大型フェリーに乗船して佐渡島の両津港へ。この日は本当に波が穏やかだったので、船の中からも佐渡島が綺麗に見えました。佐渡島に到着してからは『トキの森公園』を見学。遠目でしたが、トキの姿を観察する事が出来て、皆様楽しまれていました。二日目は、トビシマカンゾウが咲く大野亀へ。花は3部咲きでしたが、日本海の眺めや大野亀の山頂まで行かれた方がいて、皆様楽しまれていました。その後行った大膳神社や大佐渡スカイライン、佐渡金山でも佐渡の観光を満喫しました! 三日目は、宿根木の散策と小木名物のたらい船の乗船。あいにくの雨の中になりましたが、ここでも皆様楽しまれていました!
あっという間の三日間でした!
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佐渡島のトキ!
初めて見ました!
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! 鮮やかな黄金色の
トビシマカンゾウ!
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ホテルから見えた夕焼けです。
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大野亀!広いぞ?でっかいぞ?
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3部咲きのトビシマカンゾウ!
とてもきれいでした。
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CMロケ地にもなった
大膳神社!
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【6月1日更新】
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太平ツアー「山の宿雲天の絶品山菜料理」 添乗報告
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島田 奈津美 (しまだ なつみ)
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5月8日、11日に「山の宿 雲天の絶品山菜料理」のツアーに添乗してきました。このコースのメインは、新潟県南魚沼市の山奥にある一軒宿・「雲天」で、名物女将の“久子さん”が作る春の味覚の山菜料理を食べることです。
残雪の美しい巻機山を左手に見ながら田んぼや畑の間の細い道を登っていくと、右手に大きな「雲天」の看板が。さらに森の中へ入っていくと、昔の豪農の家を移築したという大きな木造の日本家屋がどっしりと建っていました。入口では噂の久子おばあちゃんが満面の笑顔でお出迎え。天井の高い広々とした奥の和室に通されると、鮎の塩焼きと何品かの山菜料理がすでに用意されていてすぐにお食事開始です。ウド、フキノトウ、コゴミ、ワラビ、その他に名前も分からない山菜が大皿にどっさり。これを自分の皿に取り分けていただきます。ツアーは初対面のお客様同士が一緒に食事をするので、大皿で大丈夫か心配していましたが、皆様近くの方と、「これは何かしらね?」と話しながら楽しそうにお食事されていました。周囲の大自然や久子さんのアットホームな対応にくつろいだ気分になったのかもしれません。 山菜はシンプルにゆでただけのものや油炒め、煮物などで出てきて、とにかく量が多い!「山菜でお腹一杯になったのは初めてだよ!」とおっしゃるお客様もいました。また、「天ぷらがあればもっと良かった」というお声もいただいたので、もしまたツアーにする機会があれば久子さんに相談してみたいと思います。
その他に「天地人」の直江兼継が幼少時代を過ごしたことで有名な「雲洞庵」や、二十日石温泉での入浴をお楽しみいただきました。特に雲洞庵は「時間が足りない!」と言われるくらい見どころが多い、良いお寺でした。八海山をはじめとする山並みも素晴らしかったです。
ご参加いただいたお客様、ありがとうございました。
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↑ 趣のある雲洞庵の本堂。 小さいお寺ながら、本堂の中も
貴重な宝物も余すところなく
見学でき、とても勉強になります。
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↑ 雲天の食事風景。 柱や欄間も立派な、広々とした 和室で頂きました。

↑ 気付いたら、お客様のお皿は 空になっており・・・添乗員の食事です。
山菜が、コレデモカとてんこ盛りです。
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【5月24日更新】
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太平ツアー「三春の滝桜」 添乗報告
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海瀬 佑二 (うみせ ゆうじ)
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4月19日に、三春の滝桜を見に行ってきました。 3月11日の大地震で世間が騒がれているなかでのツアーでしたので、お客様に参加していただいたものの、本当に楽しんで頂けるか心配でした。
日本三大桜に数えられるその三春の一本桜を見ようと、毎年春になると全国各地から観光客が押し寄せ、400台分の駐車場が一杯になってしまうほど賑やかになります。桜の周りでは人がごった返し、さまざまな角度からカメラを向けて写真撮影を楽しむ人、並んで記念撮影をする人さまざまです。
しかし今年は到着すると、あんなに広い駐車場の中、当ツアーのバスがただ1台だけ、ぽつんと停められることになりました。桜が見えるところまでお客様をご案内すると、いつもなら桜の前まで並ぶ誘導のロープもなく、自由に桜のまわりを散策できました。花は8分咲き。満開までもう一息というところでしたが、本当に綺麗に、何事もなかったかのように美しく咲いておりました。
福島県三春町という町は多少の余震はあるものの地震の影響はないそうです。風評被害によって大幅に集客が落ちており、そのおかげで私たちは桜に近い距離で散策することができました。
今回は観光客が少なくてじっくり見られた、という考え方もできます。しかし、私たちツアー主催者にとって観光地とは「見に行ければよい。」ではなく、その魅力を多くの人と分かちあえる場所であるかどうかを考えます。駐車場が一杯になるくらい多くの観光客に囲まれた滝桜を見たい、咲き誇る桜の下で地元の方と楽しいやりとりをしたい、美しい桜だったと帰りのバスの中で話をしたい・・・今回、そんな気持ちを強く感じました。観光地にあつまる「人」もその魅力の一つであることを思い知らされた一日でした。
地元の方々は、私たちのバスが到着すると、それはそれは丁寧に対応して下さいました。ツアーのお客様お一人ずつにポストカードを下さり、ツアーを催行したことに感謝の言葉も頂きました。とてもありがたかったです。次に訪れる機会があったら、今度は大勢の人に囲まれて堂々と立つ桜の下で、皆さんと心からの笑顔でお会いしたいと心から願っております。
参加してくださったお客様、地元の皆様、本当にありがとうございました。
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↑ ガランとした駐車場でした
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↑ 三春の滝桜。毎年と同じ ように美しく咲いていました

↑ お土産を買うお客様。地元の 方に喜ばれていました。
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【5月18日更新】
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太平ツアー 「山楽教室 雲取山」 添乗報告
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北垣 繁 (きたがき しげる)
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5月7日?8日に総勢11名で、日本百名山で東京都最高峰でもある雲取山に行ってきました。最近は三条の湯に泊まって、翌日雲取山から鴨沢に下るルートが主流のようですが、どうせなら雲取山荘に泊まりたいと思い、かつてのメインルート、三峯神社?霧藻ヶ峰?白岩山?雲取山荘?雲取山?七ツ石山?鴨沢を歩きました。
初日は靄の中を7時間かけて雲取小屋まで。ゴールデンウィークの土曜日なのに人がいなくて、静かな歩きを楽しめました。小屋も5月3日、4日は300人も泊まったのに、この日は40人ほどだったので、ゆっくり休むことができました。 2日目は朝から良い天気。30分で2017mの雲取山山頂へ。富士山も眺めることができ、東京都最高地点からの展望を楽しんでから下山開始。七ツ石山を過ぎたら次第に新緑がきれいになり、ミツバツツジも咲いていて、快調に歩いて予定通りお昼に鴨沢へ到着しました。すぐにバスに乗って丹波山温泉へ。やっぱり登山の後の温泉は最高です。 今回は皆様の足並みも揃って、トラブルもなく楽しい山行でした。ありがとうございました。
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ヒトリシズカ(一人静)が 咲いていました。
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二日目。雲取山荘から出発! 皆さん笑顔で記念撮影です。
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雲取山山頂。良いお天気!
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下山。目指すは温泉!温泉!
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下界が近づくにつれ、冬のようなグレーの景色が だんだんと新緑に変わってきました。
そうした山の変化も登山の楽しみの一つですね。
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【5月18日更新】
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太平ツアー「赤目四十八滝ハイキング」 添乗報告
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太田 真梨子 (おおた まりこ)
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5月1?2日、夜行出発で三重県名張市にある『赤目四十八滝』とシャクナゲ咲く奈良県の『室生寺』に行って来ました。夜10時頃に練馬を出発して朝5時半に現地に到着しました。朝早いにも関わらず、観光ハウスの方がお店を開けて待っていてくれたので、お店の中でおにぎりと温かいお茶の朝食を済ませハイキングスタート!
往復約8㎞の赤目四十八滝ハイキングはこの時期、新緑の渓流沿いにいくつもの滝を眺めながら歩くことが出来ます。当日は天気も良く、前日の雨のおかげで滝の水量も多く、早朝ということもあり静かな森の中を歩き、とても爽やかなハイキングでした。歩いていると、もみじの木がたくさん見られたので紅葉の時期に来ても良いだろうなぁと感じました。ハイキングコースはさすが修験者の歩いた道というだけあり、所々で急な階段や険しい道もあり、歩きごたえがあります!ゴールしたときはかなりの達成感がありました。 『赤目四十八滝』の赤目とは、修験道の開祖・円小角(えんのおづぬ)がこの場所で修行していたときに牛に乗った不動明王が現れ、その時の牛の目が赤かった事が由来となっています。四十八滝というのはたくさんの滝があるという意味です。季節によって、滝の数は変わり、100以上も現れることもあれば、48以下になることもあるそうです。そして滝がたくさんあるため、日本で1番マイナスイオンが豊富な場所でなんだそうです。
赤目四十八滝の後は、バスで30分の所にある奈良県室生寺に行きました。女人禁制だった高野山に対して、こちらは女性の参詣が許されていたため『女人高野』とも呼ばれています。境内には約3000株のシャクナゲが咲き、朱色に塗られた五重塔(国宝)とのコントラストは素晴らしいです。このお寺は奥の院まで行くと階段がなんと750段も。8㎞のハイキングを歩いたあとの私の脚に、この階段はかなり応えました(笑)。
赤目四十八滝ハイキングにご参加して下さったお客様、本当にお疲れ様でした!!
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↑ マイナスイオンたっぷりな 冷たい空気が気持ち良い・・・
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↑ 赤目牛。鎮座されています
↑ 見上げると室生寺。

↑シャクナゲがとってもキレイでした。 とても優しいピンクです。
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